プラムポックスウィルス(ウメ輪紋病ウイルス)とは?
梅、桃、スモモ(他にネクタリン、アンズ)等サクラ属に感染する植物ウイルス。別名ウメ輪紋病ウイルス。 でもサクラ属といっても桜は平気みたいですね。(お花見の桜は実を使わないからかな?)
果樹が感染すると、葉や花弁や外果皮に斑紋が現れるとともに早期落果により収穫量が減る。感染した果実を食用 としても人体に害はないが、商品価値はほぼゼロとなるため、果樹農家にとっては減収になるうえ、木を伐採せざるをえず、 経営上の大きな脅威となる。
1915年にブルガリアで発見されて以降、世界各地で発生が確認されるようになった。日本では、2009年に初めて東京都 青梅市の吉野梅郷で感染を確認した。ウメで感染が確認されたのは世界初。 感染経路は、アブラムシが媒介するほか、感染した苗木などから広がる。果実からは感染しない。 世界の被害額は、過去30年で1兆4000億円を超える。
日本では、感染が最初に見つかった青梅市周辺で被害が大きい。他地域のウイルスにもDNAの一致がみられ、 全て青梅市が感染源と考えられている。 (Wikipediaから引用)